6月7日、梅雨入り直前の快晴に恵まれ、 第六回目の久留米落語長屋例会を開催しました。

今回は、長屋初の「二人会」。落語芸術協会の瀧川鯉昇(たきがわ・りしょう)師匠、桂平治師匠にご登場いただきました。

両師匠は、全国各地の落語会で、何度も共演されている名コンビ。
間の緩急を変幻自在に操り、じっくり聞かせて爆笑をさそう鯉昇師匠。
スピード感溢れる軽快な語り口で、次々と笑いのパンチを繰り出す平治師匠。

お二人の魅力が相乗効果を生み、 独演会では味わえない、独特の熱気に包まれました。
(マクラの中では、お互いを意識しあったネタも飛び出しました。これも二人会ならでは。)

演目も、笑いあり、涙あり、時代物あり、さらには、背筋が涼しくなる怪談もありと、四題たっぷりお楽しみいただきました。

■ 演目 ■
・『ちりとてちん』 鯉昇師匠
・『源平盛衰記』 平治師匠
・『のっぺらぼう』 平治師匠
・『佃 祭』     鯉昇師匠

■ 番外編 ■


両師匠と記念撮影。銘酒で一同ゴキゲン!

懇親会では、過去のネタ帳から、今まで出演いただいた師匠連の新情報にはじまり、素人落語への芸談・○談?、東京の寄席事情など、貴重な話に世話人一同、興味深々!
途中、今回の入場者が最高記録となったことが発表されると、一同「ウオー」という歓声(奇声?)とともに、拍手・万歳の大盛り上がり!
「では祝杯!」と、お二人とも酒豪?の名に恥じない飲みっぷり。九州の珍しい焼酎や(日本)酒の利き酒、お酒にまつわる薀蓄(うんちく)をご披露いただいたところで、夜も更けて、ようようのお開き。あとはお定まりの記念撮影で締め括り、おおいに『元気↑した』二人会でした。