スポーツの秋、好天に恵まれたこの良き日、六ツ門大学オープンキャンパスの公開講座の一環として、急遽開催が決まった「秋分寄席」高座、準備もままなりませんでしたが、長屋の素人寄席としては一昨年12月以来の、六ツ門大学ではひさかたぶりの開催となりました。

  客数は30余名でした、が、なじみの市民大学である六ツ門大学の学生さんが大半をしめ、懐かしい旧交を温める寄席となりました。よく戻ってきたとの応援の拍手もとても多かったと思います。

  又、約10年ほど前、第1回目の素人寄席を開催したのも六ツ門商店街のよしの園さんでしたし、新たな5年間の出発となる素人寄席が、久留米落語長屋の規約の目的に「六ツ門大学を応援する」とあるこの六ツ門大学で開催できたことに感慨深いものを感じました。素人寄席が六ツ門横丁の文化の一風景となる日を夢見て、また努力してまいります。

(報告者 : 大家 よか亭十老)

【演目】
乱熟亭たまご  落語「 たまご小噺 」
福々亭金太郎  落語「 粗忽の釘 」
笑っ亭風太郎  落語「 真田小僧 」
ななし家權八  落語「 元  帳 」
  中入
久迷亭断幺   落語「 一眼国 」
蜜家泡浮    落語「 人材派遣 」
よか亭十老   落語「 火焔太鼓 」