今回は、怪談噺、芝居噺で第一人者である正雀師匠をお迎えしました。
今にも雨が降りそうな中で始まった独演会。会場は130名のお客様で熱気むんむん。
一席目は彦六師匠から受け継いだ『大店の犬』。
二席目は怪談噺 牡丹燈籠の『お札はがし』
実直な語り口で、登場人物の性格を明確に描写していく淡々とした師匠の芸風。後半は有名なカランコロンの下駄の音で盛り上がり1時間近くの大熱演。
仲入り後、三席目は正雀師匠の十八番の『紙屑屋』。
最後は陽気に寄席の踊り
「奴さん」の姐さん姿はとても色っぽく、
「松づくし」は三本の扇子が開く様がとても美しい、
素晴らしい踊りでした。
ありがとうございました。
■ 演目 ■
1.『大店の犬』
2.『お札はがし』
中入り
3.『紙屑屋』
4.寄席の踊り
番外編
打ち上げ後、二次会でカラオケへ。
楽しく歌っていらっしゃいました。
6月は国立劇場で上席のトリを受け持たれて、当長屋出演の日は休演されたそうです。今度は、師匠の『芝居噺』を鳴り物入りで是非聴きたいですね。
正雀師匠お疲れさまでした。有難うございました。