以前から久留米にお呼びしたいと思っていた噺家さんの一人である。
やっと久留米に来ていただいたが、翌日曜日に仕事が東京であるとのことで出演の前日夜遅く福岡空港に迎えに行く。
翌日、師匠は会場へ一番乗り。

東京出身の噺家さんは意外と豚骨ラーメンは断るが・・・
喜多八師匠は豚骨ラーメン大好きとのことで、近くの精養軒へ
(以前お呼びした大分出身の市馬師匠は、勿論替え玉までしたが・・・・)

我が道をいく噺家さんである。
今回の喜多八師匠の「たけのこ」は、思い出してはクスッと今も笑う絶妙は話。
「らくだ」の酒の呑みっぷりは小燕枝師匠の「猫の災難」とよく似て
酔い方は上手かったなぁ。

「演目」
・たけのこ
・明烏
・らくだ

【番外編】
喜多八師匠のチラシの茶の着物は八代目桂文楽師匠の形見とのこと。
それで、私も、文楽師匠の手拭いと直々にサインして頂いた扇子を形見にしていると話すと鑑定してやるとのこと。じっくり見ていたが今日の出演料はこれでもいいよとのことだったがにっこり笑って断った。