例年にくらべ、やや暑さが残る秋空の下、にぎわいの秋、笑いの秋を楽しんで頂こうと、第十一回例会「春雨や雷蔵師匠独演会」を開催しました。
江戸落語の実力派として人気の春雨や雷蔵師匠。味わい深い雰囲気とハリのある声が融和し、テンポよく進行していく語り口が魅力的です。
お話いただいたのは人気の高いおなじみの二題に、師匠が発掘されたという珍しい演目の「八問答」。縁起が良い「八」の数字が次々と登場する内容で、会場の雰囲気も秋祭りのような高揚感に包まれました。
■ 演目 ■
・落 語 『寝床』
・落 語 『八問答』
~中入り~
・落 語 『明烏』
こんなヒトコマ
噺の合間には、師匠からお得意のオカリナ演奏のプレゼントも。
披露戴いたのは「里の秋」「線路は続くよどこまでも」の2曲。美しい音色とともに、秋の薫りが会場に澄み渡りました。