春うらら
お花見日和のこの日、六ツ門大学にて、素人寄席を開催いたしました。

今回ゲスト公演いただいたのは、新進気鋭の筑前琵琶の第一人者、寺田蝶美さん。
蝶美師匠は、4歳より筑前琵琶を始められ、NHK邦楽技能者育成会37期卒の筑前琵琶保存会教司としてご活躍の方です。
古典の枠内にとどまらず、オーケストラやピアノ&ギター、ダンスなどの現代芸能との共演でも活躍されています。

この日演奏いただいたのは、平家物語より、『祇園精舎』 『那須与一』 『壇ノ浦』。最後は『千の風になって』をピアノとのコラボレーションでご披露頂きました。

来場者の半数以上が、筑前琵琶を聴くのは初めて。筑前琵琶の歴史や楽器の説明、曲目の解説などを頂きながら、深みと迫力ある演奏を楽しみました。今回、生演奏で聴けたことはとっても良い体験でした!

また、今回は新人“お箱家 志ん茶”が初高座となりました。お花見シーズンにはぴったりの「お酒ネタ」で、会場を沸かせました。

ありがとうございました。

■ 演目 ■
 ・落 語  『親子酒』        お箱家 志ん茶
 ・講 談  『伊達家の鬼夫婦』  ななし家 權八
 ・落 語  『替わり目』       しらが家 夢酎
 ・落 語  『幇間腹』        全不可亭 真心
 ~中入り~
 ・筑前琵琶  寺田 蝶美