今回は三池カルタ・歴史資料館の 企画展『江戸の遊びと学び』にて、落語会を開催いたしました。
その名も『いろは寄席』“いろはカルタ”から名前をつけました。
新聞掲載の影響もあり、定員以上の皆様のお集まり頂き、会場は超満員!正月にちなみ、「お祝い」「カルタ」「和歌」に関連した落語4席にお付き合いいただきました。
江戸時代から人々の間で親しまれていた遊び「カルタ」。カルタのルーツは百人一首にあります。室町時代に形作られた百人一首が、
江戸時代になると、カルタをとおして、百人一首が人々に知れ渡り、愛されるようになりました。
人々に愛された百人一首が、落語に取り入れられないはずはありません。落語らしく、言葉の上の可笑しさを取り上げたり、わざと曲解をしたり、語呂合わせをしたりして、噺にまとめあげられています。
落語とカルタ、百人一首…つながりを感じますね。
■ 演目 ■
・落 語 『寿限無』 しらが家 夢酎
・落 語 『道灌』 全不可亭 真心
・落 語 『元犬』 つぶらな ひとみ
・落 語 『千早振る』 笑っ亭 風太郎
番外編
三池カルタ・歴史資料館は、日本のカルタや世界各国のトランプやタロット、それらをを生み出した周辺の文化が紹介されています。
イベントとして、定期的に江戸の庶民の遊びの教室や 江戸の時代モノ小説の朗読会など、 おもしろい企画を開催していらっしゃいます。 是非遊びに行ってみてくださいね。
大牟田市立三池カルタ・歴史資料館ホームページ