小雨けぶるなか第2回の二つ目会が開かれた。
お客の入りを考えるとすこし心配な雨模様となかったが、開場まえから客足は絶えず午後3時の開演まえには観客は120名を超えて、落語長屋の世話人や応援ボランテイアの久留米大学の学生さんらを含めると140名弱となって会場である無量寺本堂がほぼ満席となった。
夢吉さんとお客との間がだんだんと親密となって、一席目の「長屋の花見」では会場が揺れ、二席目の「身投げ屋」にはおなかをよじり、三席目の「佐野山」には観客がうなった。
久留米落語長屋「夢八社中」が夢吉さんのご了解を得て、三味線と太鼓の出囃子で会場を盛り上げたが、如何だったか。でも久留米落語長屋の長年の夢がすこし実現できた。
独演会がおわり、夢吉さんの色紙3枚が賞品の抽選会が開かれ会場が沸いた。 雨も愉しくなる一日となった。
午後5時からは夢吉さんと久留米落語長屋世話人と希望された観客のみなさんが車座となって、夢吉さんの生い立ちや噺家としてのもろもろに会話が弾んだ。
夜は久留米B級グルメを愉しみながら、たっぷりと今後の二つ目会のあり方などについてご意見を頂いた。
夢吉さん、一日お疲れさまでした。
【演目】
「長屋の花見」
「身投げ屋」
「佐野山」