気持ちの良い秋晴れのなかで、時折感じる冬の訪れ。今回も100名を超えるお客様にご来場いただき、恒例の久留米落語長屋例会を開催しました。
九回目となる今回は、北九州市小倉北区ご出身の、柳亭燕路師匠の独演会。
お話頂きましたのは、
貧乏長屋に入ったドジな泥棒の話『出来心』、
道具屋のぐうたら亭主が仕入れた汚い古太鼓の値打ちをめぐる『火焔太鼓』、
職人の花魁への一途な愛を描いた『紺屋高尾』
の三席。
師匠お得意の滑稽噺から胸にしみる大ネタまで、私達の目と耳と心を、グッと掴んで離さない2時間でした。
恒例となった師匠を囲んでの懇親会では、小倉から早稲田大学進学で上京され、柳家小三治師匠に入門されるまでのエピソードなどをお聞かせ戴きました。
■ 演目 ■
・落 語 『出来心』
・落 語 『火焔太鼓』
~ 中入り ~
・落 語 『紺屋高尾』